着物の決まりごとの基本は
こんにちは!着物着付け教室サロン・ド・ヴィーヴルの山口あゆ美です。
桜の季節から新緑の季節へと移っていきますね。

今年最後のお花見
蝶々の柄の着物に
鼈甲に螺鈿の帯留めをして
着物というと、いろんな決まりや約束事があって、なんだか面倒くさい、と思っておられる方が多いかと思います。
着物の仕立て方で言うと、基本が
*袷(あわせ・裏地がついている)・・・1~4月、10月~12月
*単衣(ひとえ・裏地をつけない)・・・5,6,9月後半
*薄物(透ける素材や麻など)・・・7,8月
となります。
素材も違えば、仕立て方も違う。
これに加えて、帯も季節により違ってきますし、半襟、帯揚げ、帯締め、下着も違ってきます。
「わ~~~考えただけで面倒くさい!!」と思われましたか?(^^;
私はこれを知った時、いかにも日本的だなあ~~!と感激したんですよね(*^^*)
日本には四季がある。
ひと口に春、と言っても、雪が解けて、梅が一輪咲き、そのうち満開になって、菜の花が咲き始め、桜はまだかなあ・・と思っていたら桜便りが聞かれ始める。だんだん桜が咲き始めて、やがて満開になり、花吹雪となって散って、新緑の季節へと移り変わっていく。。。