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菊尽くしで楽しむ重陽の節句

こんにちは!大阪・枚方・着物着付け教室サロン・ド・ヴィーヴルの山口あゆ美です。

朝晩は虫の声がして、めっきり秋めいて来ましたね。




先日9月9日は重陽の節句。

陽の数の最大の数がふたつ重なるおめでたい日であるとともに、陽極まりて陰となる。

良すぎると逆に魔が寄ってくる、というので、禊ぎをする日でもあるのです。




菊の花に前日の晩に綿を被せ、夜露を含ませます。着せ綿(被せ綿)と言います。

そして、翌朝夜露と菊の香りの宿った綿でお顔や体を清めることで長寿を祈るのです。




また、古来、不老長寿の薬でもある菊の花をお酒に浮かべたり、食べたりするので、別名菊の節句とも言われます。




そんな菊の節句にちなんで、和菓子の練り切りで菊を作りました!




三角棒で菊の花の模様を、YouTubeを見てやってみました(笑)





ひとつは「着せ綿」に。





そして、紅白の菊。

ピンクは中は白あん、白い菊の中身はこしあんです。